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zoom RSS 夏休み・秋田釣行

<<   作成日時 : 2018/09/01 16:21   >>

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例年、夏休みは岩手・盛岡周辺での釣りを楽しんでいたが、今年に限っては都合がつかず岩手帰省は中止。その代わりに遅めに夏休みをとって秋田の渓を釣ってきました。
向かったのは秋田県南部を流れる雄物川水系の役内川。ここ数年、すっかり有名な渓になってしまったが、実は私の父がここの出身。子供の頃から夏休みにここを訪れることが待ち遠しくて仕方なかった、大好きな場所。もう身内もいなくなってしまったが、この地を訪れたのは12年ぶり。ロッドを振ったのは14年ぶり。役内ヤマメに会いたくて、高速道路を飛ばしました。
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今回は8月29日から2泊3日の釣行。宿は「秋の宮山荘」に取った。当日の朝、自宅をのんびりと出発。途中、福島県に入った頃から雨が断続的に降り続いた。古川ICを降り、江合川(荒雄川)沿いに走る頃にはかなりの雨量。途中、走行中に車窓から見えた渓の流れが澄んでいたことにわずかな希望を抱きつつ、目的地を目指した。しかし宮城・秋田の県境を越える頃には雨が上がり、役内川最上流部に差し掛かる頃には晴れ間も見えた。現地到着は昼12時過ぎ。まずは新川井橋から役内川と久し振りの対面。

「目覚めの水」駐車場のすぐ先にある空き地に関東ナンバーのワゴン車。「釣りかな?」と思っていたら、ほどなくルアーマンが二人。平日とはいえ、さすがにメジャー河川。やはり釣り人が多いようだ。少し上流方向へ移動。大支流の様子を見に行くと、そこにもクルマが駐まっている。「あらら…」とまた引き返して本流中流部に目星をつけた。
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ウェーダーを履いて立ち込むと、流れのトルクが強い。やや水位が高いのと風が強いこともあり、なかなか釣りづらい。1時間ほどあちこちを叩いてみたが反応がないため再び移動。さらに別のポイントに向かう。ここは先行者の足跡は見当たらない。一等地を思われるポイントにフライをキャストすると、予想外の良型が水面を割って飛び出したが空振り。惜しくもヒットしなかったが、銀色の魚体は8寸近くはありそうに見えた。少しずつ遡行していくと再びフライに良型が反応。さっきよりもやや小さめに見えたが、またしても空振り。同じポイントで小型魚がまた反応するも、やはりフッキングせず。「何で掛からないんだろ?」釣り人が多い渓なので、さすがにスレているのだろうか?それにしても反応はいいのにフッキングしないのは悔しい。フライはアント・パターンやビートル系などのテレストリアル#12〜14。あまりにフッキングしないのでフライパターンをEHC#16に変えてみる。と、またしても良型が反応するも、同様にフッキングしない。「何故だ…?」
足元には陸生昆虫の姿は豊富に目につく。実際、反応もするのに、何故だかフッキングしない状況が続いている。フライをまた変更。今度はクイルボディ・パラシュート#16。すると今度はゆっくりと浮上したヤマメがようやくフライを咥えてくれた。
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20pもないほどの小型だが、念願かなって役内ヤマメとの再会を果たす。これまで激しく反応するワリに針掛かりしない状況が続いていたが、今回はフライへの出方が大きく違ったことが印象的。このパターンで通してみることに。するとその後も同様サイズの小型魚が数尾続いてヒットしたことから、このパターンが合っているものと考えた。

気が付けば時刻は16時半近く。17時には宿に入る予定としていたため、その先の小堰堤までと決めて釣り上がる。小堰堤下は小さなプールになっている。しばらく観察するもライズはない。ただ流心に沈み石があるところが気になる。フライはクイルボディ・パラシュートをさらにサイズダウンして#18。流心のバブルラインに浮かべたフライが、気になっていた沈み石に差し掛かったとき、スプラッシュでフライが消えた。立てたロッドをグイグイと曲げる良型。気持ちよくロッドが曲がる。
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ネットに横たわったのはよく太った8寸。これで気持ちよく初日の釣りを終えて、宿に向かった。

秋の宮山荘の自慢は何といっても温泉。様々な湯を堪能し、その後夕食を済ませた頃、何と外ではかなり強い雨。寝る前にスマホで翌日の天気予報を調べるとやはり「雨」。前もって調べてはあったものの、ハズレてくれることを期待していたが、どうやらそうはいかない様子。多少の雨ならカッパを着込んで釣るしかないなと覚悟を決めて眠りについた。



翌8月30日。朝起きて恐る恐るカーテンを開けてみると、何と「曇り」。風は相変わらずやや強いが、釣りに支障をきたすほどではない。しかし予報では昼頃から再び雨。しかも本格的な強雨の予報なので、午前中が勝負だ。
朝食をいそいそと済ませると、一目散に渓へ向かう。
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本流を叩きたいという希望もあったが、限られた時間では釣れないリスクが高い。前日終盤に良型が反応したポイントのさらに下流側を釣り上がってみることにした。

入渓点で早くもライズを発見。幸先がいい。フライは前日ラストに良型を捉えたクイルボディ・パラシュート#18。ライズポイントが立ち位置に近かったので、テンカラ風にフライだけを水面に落すようにしてみると一撃でヒット。
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サイズはともかく、その日のファーストキャストでヒットするというのは悪い気はしない。雨が降るまでの間にどれだけおいしいところを叩けるか、徐々にそのまま釣り上がることに。この日も前日同様、魚の反応はいい。ただ、前日のようには良型は出てこない。
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やがて辿り着いた小堰堤下のプール。ここではライズが見られた。真ん中の流れとその向こう側にバブルラインが出来ており、その2か所それぞれでライズがある。どちらも似たようなサイズ、似たような頻度でライズしているので、手前から狙うことに。すると手前のバブルラインを流したフライに良型がヒット。
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暴力的と感じるほどのパワーでロッドを大きく曲げてくれたオスヤマメは、昨日の8寸を確実に超えるサイズ。フライサイズに合わせた7Xのティペットがちょっと心配になるほどだった。
そしてその後、レギュラーサイズが5連発して計6連続ヒット。クイルボディ・パラシュート#18が完全にマッチしているようで、5寸〜7寸のヤマメが次々と反応する。
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このクラスは数えきれないくらいにヒットした。

その頃、とうとう空が泣き出した。ポツポツと雨粒が水面を叩き出す。それでもまだカッパを着込むほどではないし、と次に奥側のバブルラインを攻めることに。念のためティペットを新品にし、クイルボディ・パラシュート#18も同じく新品にする。と、予想通りのバブルラインに出てきたのはまたしても良型。
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ヒット直後に対岸のブッシュ下へ突っ込もうとするのをロッドで耐えて引き寄せた。先ほどのオスヤマメに勝るとも劣らないサイズの、これもまたオスヤマメ。ロッドがこれ以上ないくらいに大きく曲がって、釣り味も引き味も非常に満足なヤマメだった。

そのヤマメの画像を撮っているとき、頭上の雲から「ゴロゴロ」と雷鳴が。「ヤバくなってきたかな?」と思った直後に、まさにバケツをひっくり返したような雨に。時刻は間もなく正午。仕方なく脱渓して昼食に…。

昼食時、まさに大雨、しかも雷雨。あちこちで雷鳴が轟き、クルマのワイパーも高速で動かさないと効果を得られないほど。「これで終わっちゃったかな…」と諦めつつ、稲庭うどんをすすった…。
食後、再び渓に向かってみると…
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これを見たらもう諦めざるを得ない。早めに宿へ戻り、温泉と生ビールで疲れを癒した。

結局この雨は夜通し降り続き、一山越えた先では河川が氾濫し、土砂崩れで道が塞がり、孤立集落が発生するほどだった。当初「最終日はおいしいところだけ拾い釣りして…」などと目論んでいたが、それどころではなく、むしろ自分の帰路に通行止めなどが発生しないかを気にしなければいけない状況だった。 幸いにも無事に帰宅できたが、このまま時間が経過するとヤバそうな道路状況があちこちに見受けられたのは言うまでもない。

最終的には2泊3日の釣行予定のうち、釣りが出来たのは初日の午後と2日目の午前中だけ。せめて2日目は丸々1日釣りを楽しみたいところだったが、不思議と今回は「残念」な気持ちは感じていない。10数年ぶりに思い出深い役内川へ釣行できたことだけで満足している自分がいる。状況イマイチな中、そこそこ良型もキャッチできたし、その点では充実度は高かったように思う。
次にこの渓を訪れることが出来るのがいつになるか、まだわからないが、そうそう間を空けずにまた釣行したいもの。子供の頃の思い出をさかのぼるだけでなく、釣りを通じて新たな思い出をまだまだ作ってくれそうな渓に再び会いに行きたいと思います。

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<Tackle>
Rod : 工房渡辺 
    Dual Flex 575L25 (7ft #2-5 4pcs) /Model 572502 (7ft #2-5 3pcs PROTO)
Reel : Orvis CFO1/CFO123
Line : DT3F/DT4F
Leader:5X〜6X 13ft  Tipet:6X〜7X 5〜6ft  
 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
役内川、いいですねー。8寸超えのヤマメのパワフルなファイト、すばらしい魚です!
ちょうど同じ時期に福島にいましたが、やはり雨には翻弄されました。今シーズンも残すところあとわずかですが穏やかに初秋の釣りを楽しみたいですね。
windknot
2018/09/05 10:06
windknotさん、こんにちは。
2泊3日の釣行で、実際に釣りが出来たのは初日の午後と2日目の午前だけでした。もうちょっとやりたかったですが、短時間の釣りでもそこそこの釣果を得られたので、その点では満足しています。
活発化する秋雨前線に続いての今回の台風ですから、逆に考えればギリギリのタイミングで良い釣りが出来たとホッとしています。
今シーズン、何とかあと1回渓流釣行して、もう1尾のヤマメに出会いたいと願っています。
カチーフ
2018/09/05 10:55

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